木質ペレットとは

ペレットって何?

ペレット(pellet)とはもともと英語で小球という意味。木を小さく固めて燃料として扱いやすくしています。ペレットは成型時にかかる圧力によって溶け出す木の自らの成分によって固まっています。当社では100%バージンウッド(添加物などを加えていない・家屋廃材などを使用しない)のペレットを取り扱っております。

種類はあるの?

木の皮の部分を使ったもの(バークペレット)、皮を含まない幹の部分のみを使ったもの(ホワイトペレット)、全木(皮も幹も)を使ったもの(全木ペレット)があります。燃やした時に出る灰の多さはバークペレット>全木>ホワイトの順になります。バークペレットで燃やした量の5%程度、ホワイトペレットで1%程の灰が出ます。当社ではホワイトペレット(掃除が楽)を販売しています。当社での売価は2011年現在で600円/10kg袋(税込)。盛岡市内、近隣市町村には配達もしています(配達料別途)。


ペレットって何がいいの?

持続可能なエネルギー(計画的な植林、伐採で持続できる)である。木を燃やすので遠赤外線効果がある(体の表面に温かさがとどまる)。炎を見る楽しみがある。環境負荷が少ない(燃やした事で排出されるCO2は燃やした分の木を植える事で吸収される)。袋入りで扱いやすい。灯油のようなの刺激臭がない。などなど。

灯油と比べてどうなの?

灯油の発熱量が8667kcal/L、ペレットの発熱量が4500kcal/kg(葛巻林業ホワイトペレット)とすると、灯油1Lと同等の発熱量を得るのにペレット約1.8kgが必要になります。ホワイトペレットの当店売価が60円/kgですので灯油が約108円/Lになった時点で発熱量から見た計算では同等となります。灯油の価格は変動が激しいので(2009年には灯油が127円/Lまで値上がりした過去あり)、単純な価格だけでの比較はおすすめできません。ペレットの価格は概ね安定しています。

どのくらい使うの?

家庭用のペレットストーブの標準的(弱~中火)な使用でだいたい1時間1kgほど燃焼します。(あくまでも目安)

ペレット(袋入り)の保管は?

雨の当たらない湿気の少ない場所に保管してください。土間などに置くときは地べたに直ではなくスノコなどの上に積みましょう。未開封のものなら2年ほど持ちます。

灰の処理は?

当店では100%バージンウッドのペレットを扱っていますので、灰はとても良い肥料になります。肥料としての用途が無い場合は各市町村のゴミ出し区分に従って処分して下さい。